深海航行記

海流の行き着く先

雑記

踏切板からの眺め

出会った踏切の名前をメモ帳に書き込んでいた時期がある。だいたい小学校3年生くらいだったろうか。肌身離さず手帳を持ち歩き、踏切の名前を蒐集していた。旅行かなにかで、たまに車で遠出するのが大きな楽しみだった。なぜなら、未知の踏切の名前に出会える…

逆流とコーヒーブレイク

コーヒーを飲み終える。匂いたつ上品な香りと、ほのかに残る爽やかな後味。それらとともに私に訪れたものがある。 そう。胸やけである。 胸の奥からこみ上げてくる苦みと酸味。端的に言えば、気持ちが悪い。机に常備してある太田胃散に手を伸ばす。いつのこ…